西宮ケーソン
神戸市の岸壁では港湾条例の厳格化に伴って、以前釣りができるところでも禁止されるようになり、西宮ケーソンへ出かける機会が多くなった。
西宮ケーソンには夜行くことが多いのだが、近頃はサバが良く釣れる。太刀魚を釣りに来ている釣り人も多いのだが、太刀魚はまだあまり釣れていないようである。先週、ケーソンにいた釣り人が言っていたところによると、太刀魚は泉州あたりでは釣れているようなので、まだ大阪湾北部のあたりには来ていないのではないか、とのことであった。たしかに、周りを見渡しても坊主のまま竿を収めている人が多かった。
そこで私は簡単に釣れるサバ狙いで夕食の足しにできればと、大きめのチヌ釣り用のハリにオモリ、電気ウキを付けて、かなり浅めの表層で、オキアミをハリにセットして外海側に投げて待った。
1,2分もするとウキがひょこひょこと沈み、一気にグーンと海中へ引っ張られていく。
サバはよく泳ぐので、引きも強くて釣るのが楽しく、食用にも適しているので一石二鳥だ。10匹ぐらいは割と釣れる。
エサはオキアミでなくとも、青イソメやサビキで釣れたイワシを泳がせていても釣れる。おそらくこれから寒くなっていくと、サバのサイズも大きくなり、フィッシュイーターの様相を見せるため、泳がせのほうが釣果は上がっていくのかもしれない。しかしそうなると、夜にサビキをしたところでなかなかイワシやアジが釣れないので夕方から出かけたほうが良いかもしれない。
まあ、あくまで素人考えなのでアテにしないほうが釣れるかもしれない。